【随時更新】オーストラリア留学における新型コロナウイルス感染症の影響について

オーストラリア入国規制

新型コロナウイルスの世界的拡大を受け、オーストラリア政府は、2020年3月20日(金)21時(オーストラリア東部夏時間)から、オーストラリア国民、永住権保持者とその近親者(配偶者、未成年扶養家族、法的保護者のみ)以外のオーストラリアへの入国は禁止です。海外にいるオーストラリア人は帰国できますが、14日間の隔離対象となります。(政府手配のホテルにて隔離)

この措置が解除されるまでは、いかなるビザの留学生もオーストラリアには入国できませんので、オーストラリア留学を計画されている方はご注意ください。(再入国も含みます。)

海外いずれの国への渡航もリスクを伴うとして、オーストラリア政府は国民、及び永住権保持者に対して「国外への渡航禁止令 (Travel Ban)」も言い渡されています。オーストラリアの大手の航空会社は当分の国際線の運休を決めており、カンタス航空&ジェットスター航空は7/31まで、JALやANAは6/30までは国際線フライトが利用できません。また、国内線路線もかなりの減便となっています。

オーストラリア国内で確認されている感染は、「海外からの入国者による感染やその関連からの感染が80%」と浮き彫りになっており、感染拡大を食い止めるために「海外への渡航禁止」や「オーストラリアへの入国禁止」が要請されており、同時に「州ボーダーを越えての移動」も制限されています。

「留学生の帰国」については禁止されていませんが日本へ帰国できる便がかなり限られており、また高額となっています。オーストラリアへの入国が一時的に禁止されたことから現在は再入国できませんのでご注意ください。

在オーストラリア日本国大使館からは、「ワーホリビザで滞在の方,現在の制限が6ヶ月以上続き,厳しい雇用状況の継続が見込まれます。航空便は運休や減便が増えており,ビザの有効期限によっては帰国できず不法滞在に陥る可能性もあります。現在仕事がない,貯蓄が少ない,日本からの支援が難しい方は直ちに日本への帰国をご検討ください。」とのメッセージが発信されています。

旅行業界・規制緩和への計画案

オーストラリアでは7月中に経済の完全再開を目指して段階的に規制緩和を進めていますが、カンタス航空は10月までの運休を発表するなど、オーストラリア国内でも新型コロナの状況が安心できる状態にまで収束しているとは言えません。

日本も出入国制限の緩和に向けてベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国と調整を進めると発表しているものの、具体的な時期や、入国時の条件等一切決まっていませんので、学校を調べたり、案を練ったりする時間はありますが、具体的な留学プランを立てていただくのは、渡航規制の解除が本決まりになり、受入側が「海外からの生徒を快く受け入れる体制ができてから」ということになるかと思います。(*現地の学校や教師、親なども慎重になっていることをご理解ください。)

オーストラリアの出入国規制の緩和について計画(案)が発表されています。(2020年6月1日確認)

参考記事:https://corporate.southpacificislands.travel/timetable-for-post-coronavirus-tourism-restart-released-and-first-flight-date-revealed/

オーストラリア留学先でのオンライン学習導入

オーストラリアの語学学校、専門学校、大学などは、すでに入学している生徒に対してオンライン学習(リモート・ラーニング/オンライン・ラーニング)を提供する学校がほとんどです。オンライン学習については、長引くCOVID-19の影響を懸念して着々と準備や改善を進められています。

現地校(州立校・私立校)の対応

小中高の現地校については、一部の私立校が早めに休校措置を取っていますが、モリソン首相会見も受けて「登校させたくない」というご家庭があれば保護者の意向を尊重し、ホームステイでのオンライン学習を認めているフレキシブルな学校(「認可された欠席」扱いで、学生ビザの出席率でも状況が考慮される)も出てきています。州立校については、第2学期から全面的にオンライン・ラーニングが導入されましたが、5月からは状況を踏まえて対面学習への移行措置を取っている州が増えました。

円高メリット!将来を見据えた長期留学の計画

この世界情勢を受けて、対豪為替では円高(豪ドル安)が続いており、通常よりリーズナブルに留学できることから、来年2021年以降の長期留学の希望者からは早めのお申込やお振込のご相談をいただいております。ただし、現時点では将来の状況が不透明なため、お客さまごとに学校へ確認し、キャンセル規定などをしっかりご確認いただいた上で検討いただいています。

国際線オーストラリア発着便のフライト運休(予定)

カンタス航空羽田↔︎シドニー
羽田↔︎メルボルン
成田↔︎ブリスベン
2020年10月末まで運休
ジェットスター航空成田↔︎シドニー
成田↔︎メルボルン
成田↔︎ゴールドコースト
成田↔︎ケアンズ
関西↔︎ケアンズ
2020年10月末まで運休
JAL (日本航空)成田✈︎メルボルン
メルボルン✈︎成田
2020年7月31日まで運休
*8/1メルボルン発・運休
JAL (日本航空)羽田✈︎シドニー
シドニー✈︎羽田
2020年7月31日まで運休
*8/1シドニー発・運休
ANA (全日空)成田↔︎パース2020年7月末まで運休
ANA (全日空)成田↔︎シドニー週3便のみ運航中

オーストラリア国内線も大幅に削減されており、運休期間は延長される可能性もあります。

オーストラリアの閉鎖施設・営業施設・生活

ビクトリア州では1日当たりのCOVID-19感染者数が過去2ヶ月で最大となったことから,ビクトリア州政府は6月20日(土)に制限措置を改めて引き締めること等を発表しました。【6月21日(日)23時59分からの制限措置の引き締め開始】

2020年5月1日のノーザンテリトリー(北部準州)を皮切りに、オーストラリアでは規制が徐々に緩和されていっています。以下はその例…

  • NT(2020年5月1日から):オープンハウス、屋外での結婚式やお葬式、プールや公園、テニスやゴルフなどの接触のないスポーツ、他人との釣りやセーリング(物理的距離を守る)
  • QLD(2020年5月2日から):自宅から50km以内の旅行、ドライブOK、バイク・ジェットスキー・船でのレジャー、ピクニック、国立公園、生活必需品以外の買い物(同居家族との外出 or 友人1名との外出はOK、自宅に2名までの客はOK)
  • WA(2020年5月2日から):10名までの集まり(屋内でもOK)、釣りやボート遊び、キャンプ、ピクニック、オープンハウス
  • SA(2020年5月1日から):大人2名とその子供達は他人の家への訪問OK、自宅へ招く人数の制限なし
  • ACT(2020年5月2日から):大人2名とその子供達は他人の家への訪問OK、食品以外の買い物OK、少人数でのNSWの家族や友人宅への訪問OK
  • VIC(2020年5月2日以降も継続):州のロックダウン、屋内・屋外ともの3名以上の集まり禁止
  • TAS(2020年5月2日以降も継続)不要不急の外出禁止、3名以上の集まり禁止

また、新しく州ごとに「段階的な規制緩和のための3ステップ」などが発表され、オーストラリア全体の活動再開に向けて5月11日(月)から第1ステージ、6月1日(月)から第2ステージが開始されている州があり、どの州でも規制緩和へ向けて少しずつ前進しています。

【2020年4月までの状況】オーストラリアでは、映画館、カジノ、教会、カフェ&レストラン(テイクアウト以外)、遊園地、博物館、美術館、図書館など封鎖されている場所も多くなっています。人と関わる際は「1.5mの社会的距離(Social Distancing)」を守るよう要請され、いかなる場合でもグループ活動や不要不急の外出は避け、個人宅への訪問やバーベキューなどの集まりも自粛するよう、また結婚式や葬儀なども人数制限を求められています。仕事、学校、体力維持のための運動、必要な買い物など以外は基本的には外出せず家で過ごしてください

詳しくは、在オーストラリア日本国大使館の和訳資料にてご確認ください。

留学中ならスマホアプリ “COVIDsafe” で確認を!

オーストラリア政府は、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触歴を追跡するアプリ「COVIDSafe」のダウンロードを推奨しています。それぞれが命を守り、規制措置緩和の条件を整えるためにご協力ください。

https://www.covidsafe.gov.au/

オーストラリアの新型コロナウイルス感染状況

オーストラリア政府では、3月中旬から新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて厳しい対策を次々に導入しています。現時点でオーストラリアでは積極的に感染検査を行われ、6/22(月) に確認されている累計感染者数は7,461名、死者は102名、回復者数は6,896名です。

州ごとの感染者数など、詳しくは以下のオーストラリア政府サイトをご参照ください。
Coronavirus (COVID-19) current situation and case numbers

状況は刻々と変化しているため、今後も各教育機関では「オーストラリア政府の対策方針」に従って対応を検討されますが、EIGOmate AUSでは今後もオーストラリアの教育機関と連携を取り、最新の情報を元にお客さまへご案内できるよう努めてまいります。

この混乱が長引くことなく、1日も早く平穏な日々が戻ってくるよう願うばかりです。

【参考リンク】新型コロナウイルス感染症について

【在日オーストラリア大使館:新型コロナウイルスに関する外国人の入国制限措置について(随時更新)】
https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/novel-coronavirus.html

【オーストラリア政府保健省:新型コロナウイルス関連情報(英語・随時更新)】
https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers

【COVID-19 in Australia – Real-Time Report(英語)】
https://covid-19-au.github.io/

【世界保健機関WHO 新型コロナウイルス状況レポート(英語・随時更新)】
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

【外務省:海外安全ホームページ】
https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

【外務省】新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

【厚生労働省:新型コロナウイルス感染症 COVID-19 について】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

【成田空港:新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起について】
https://www.narita-airport.jp/jp/news/20200117

【ANA全日空:新型コロナウイルスによる肺炎に伴う対応について】
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200127/